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Dog photography and Essay

Dog photography and Essay

ホープの16歳の誕生日


「ネットを見ながら朝食」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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今日は第二日曜日で側溝掃除の日である。
深夜3時過ぎにベッドで寝ているホープを端へ避けた。

ホープは目を開けたが眠たいのでそのまま寝入った。
私は毛布と薄い羽毛布団をめくり体を滑らせ潜り込んだ。

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スマホをキッチンに置き忘れたと思い布団をめくり起きた。
ホープはめくった布団の下に入ったが身動き一つしない。

スマホの目覚ましを朝7時にセットして布団を掛けた。
私は頭を上げホープを見るとため息をついて寝入った。

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3時間40分ほどの睡眠時間もスマホの目覚ましで終わる。
2度寝は出来ないので7時半から始まる側溝掃除の準備。

ホープの食事は流動食を初めたばかりは慣れなかった。
今では1本の注射器に流動食を入れるのにも慣れた。

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少し柔らか目にミキサーで粉にしたドッグフードをお湯に。
要領はメリケン粉をお湯でこねる感じだった。

あまりお湯が少ないと注射器に入れ難い。
お湯が多すぎると注射器には入り易いがポタポタ落ちた。

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丁度良い加減の流動食を作るのにも慣れた。
朝は8本の注射器のフードを飲ませた。

飲ませた後の注射器はお湯に浸け直ぐに洗った。
8本の注射器のフードを入れ飲ませ洗い終えるまで10分。

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歯を磨きブルブルと顔を洗った。
最近は顔用の泡立てるソープを手の平に伸ばし洗った。

玄関で時計を見ると7時25分と手早くなった。
ホープのリードを私の首から提げたカラビナに掛けた。

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私が側溝のグレーティング蓋を持ち上げ外した。
グレーティングは思ったより重たいので構えてから外す。

「おはよう」「おはようございます」と声がする。
私は庭の水道蛇口から側溝に水を流した。

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新しい水道管工事の為に土が側溝に入り込んでいた。
皆でやれば30分掛からず側溝掃除も終了した。

組長から「祭りには行って頂けますか」と念を押された。
私は「ホープも連れて行きますよ」と了承をもらった。

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9時半から開会挨拶なので急ぎ朝食の用意をした。
圧力鍋に3センチほどのお湯を張り沸騰させた。

その中にすでに下ごしらえ済みの野菜類を放り込む。
大根人参レンコンごぼう椎茸カボチャ白菜キャベツ。

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1回分をビニール袋に分け10回分ほど冷凍庫に入れてある。
沸騰した中に放り込IHのタイマーを10分にセットした。

調味料は何も入れず途中から合挽きミンチを入れる。
最近は妻の田舎から送られて来た手作り味噌を少々入れる。

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冷蔵庫に保冷してあるトウモロコシと大豆の混ぜご飯を出す。
タイマーが切れる2分ほど前に炊き込みご飯を入れ終わり。

一汁三菜と言うが、私の場合一汁ごった煮である。
どんぶり茶碗に並々になり直ぐに圧力鍋に洗剤と水で泡立てた。

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ネットを見ながら朝食である。私にはちょうど良い味である。
私は食事は薬を飲む事と同じ程度にしか思っていない。

色々な野菜類をごった煮して作るたびに材料が変わる。
ホウレンソウや菜の花オクラや餃子ハンペン骨取り魚も入れた。

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栄養は偏っていないし調理も下ごしらえが済んでいれば簡単。
下ごしらえの最中も足のエクササイズをして時間の有効活動してる。


「一度も体験していないのに」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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私が日記記事をタイプする時は夕食の時である。
ホープの食事も終わり私が食事をする時に書いている。

夕飯には1時間ほど掛けゆっくりと食事をしている。
左手でキーボードを叩き右手で箸を持ち、ながら食事だ。

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ブログ下書きに保存しておき食事の後片付け洗いもの。
いつも食事後ベットに横たわるホープと10分の会話。

壁時計を見ながら9時になる頃にデスクトップPCへ行く。
そこで保存していた下書きに写真画像をアップして公開。

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翌日の写真画像を選び画像を縮小してピクチャへ保存しておく。
この時に録画していたテレビ朝ドラやその他の番組を見る。

コメントを見ながらコメント先へ飛びコメントを返す作業。
耳はテレビのドラマの成り行きを聞きながらタイプしている。

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録画したものは1回見て削除しているが土曜日から5回見ている。
タイトルは「思い出のマーニー」イギリスの児童文学作品である。

スタジオジブリが制作し昨年7月に劇場公開されたものである。
金曜日テレビで史上初の放送をしたが、ながらでは難解だった。

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5回見た中で1回と5回目が初めからで分からない個所を3回見た。
コメント返しに気を取られて分からない個所が流れ巻き戻した。

やっと分かり掛けてきたら大粒の涙がボタボタ零れ落ちた。
思い出のマーニーとは主人公のアンナの実祖母の事だった。

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アンナの瞳は青味を帯び黒い瞳とは違いそれがコンプレックス。
祖母の夫は病死してより心身不安定状態で精神科へ入院。

アンナの母親を育てる事が出来ず全寮制の学校へ預けた。
祖母のマーニーが退院してアンナの母親と再会する。

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小さい頃から捨てられたとの思いが折り合い悪くし家出した。
家出してしてアンナがお腹に出来ており出産した便りが祖母に。

祖母のマーニーは資産家の娘で入江の別荘で育てられた。
怖かった思い出や楽しかった思い出は別荘でつちかったものだ。

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マーニーの家出した娘はアンナを出産して間もなく事故で他界。
夫の運転する車が雪道でスリップしてガードレールに激突。

死亡の知らせはマーニーの元へ連絡が入りアンナを育てる事に。
アンナはいつも祖母マーニーから小さい頃の話を聞いて育った。

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マーニーの小さい頃の話であるがマーニーはアンナを置いて他界。
孤児になったアンナは施設に預けられるが里親が見つかる。

里親の母の事をおばさんと呼ぶほどアンナはなつけなかった。
自治体からアンナの養育補助金の便りを見てから不信感を抱く。

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アンナは喘息もちで健康なほうではなかったので静養へ行く事に。
静養先は里親の姉の家で入江に見える別荘が祖母が暮らした家だった。

アンナが小さい頃手に握りしめていた1枚の絵が入江の別荘だった。
絵の裏を見るとマーニーと書かれておりやっとアンナは全てを悟る。

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別荘で出会ったマーニーやボートで遊んだマーニーは祖母であった。
アンナが幻想を抱くようにマーニーが現れたのは祖母の話だった。

アンナの両親が事故で他界し祖母が育てる事になり話を聞かせていた。
その話の記憶が入江の別荘を見て既視感を感じてアンナの心を開いた。

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既視感とは一度も体験していないのにどこかで体験したように感じる。
12歳のアンナが既視感を通してマーニーが実は祖母である事が分かる。

今まで暗く沈んだ心がパッと晴れるようにも感じるアンナだった。
迎えに来た里親のおばさんを母とも自然に呼べるようになった。

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理解するのに時間が掛かったが私とオーバーラップする所もあった。
実母が小さい頃自殺し私は5年間他人に育てられ継母を母と呼べなかった。


「確実にピンポイントで効果」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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遅いホープとの散歩の後にホームセンターへ向かった。
10時からの開店だがまだ駐車場の車の数は少なかった。

ホームセンターへ行った目的は金具を買う為だった。
廊下に妻の為に作った手すりの上に2段付けようと考えた。

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廊下の角になっている部分に金具を斜めに取り付けたかった。
私はマッサージチェアーで背中や足や手をマッサージしている。

肩と首の付け根部分や首筋がマッサージチェアーでは出来ない。
交通事故の後遺症もあるが長年のパソコン作業で固まった。

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同じ姿勢で作業しているので辛い現代病の一つかも知れない。
病気と言えば大げさになるが首周りの凝りは辛いものがある。

今までは手すりのコーナー角で腰や背中、首筋をマッサージ。
手すりのメッキも剥がれ中の素材の色までが見えている。

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手すりは妻が立って手すりをつかんで丁度良い高さに付けた。
手すりは固定されているので私が高さを調整するしかない。

低い椅子、高い椅子など用意して微調整を座布団でした。
妻の介護や家事で腰や背中が痛くなり手すり指圧は4年になる。

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奥さん方から接骨院に行って来ればイイんじゃないと言われる。
スーパー銭湯のマッサージは45分5000円と書かれていた。

帰国してから病院へは行った事があるが按摩の類はなかった。
完全帰国してからとは妻が倒れてからという事になる。

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形成外科や接骨院などでは電気治療でマッサージは10分程度である。
保険が使えるので400円ほどの個人負担で済んでいた。

効果のほどは顕著に現れないので自然温泉の電気風呂に切り替えた。
電気風呂の効果は3ヶ月ほどで現れるようになっていった。

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自然温泉に入る時間は駐車してから戻るまで1時間40分ほど。
その間ホープは車からひたすら私を呼び続ける。

夏も近づいてきた頃から気温も25度以上になり家で風呂に入った。
家には電気風呂もなく自分での指圧が増えて行った。

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ホームセンターには私が絵に描いた金具はなかった。
店員の知恵も借り4センチ幅のL字金具で固定する事になった。

40センチの指圧棒が背中の押す力でズレなければよかった。
ズレた時には手すりをつかむので後へ倒れ込むことはない。

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歳と共に足腰の筋力も弱って来るのでズレ防止金具を考えた。
ズレ防止は背中の位置や首の位置の上下にネジ釘で止め付けた。

腰の指圧の高さは手すりに指圧棒を宛がえばズレの問題はない。
キッチンで立ち洗い物をするにも自然に腰が痛んだ。

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洗い物を布巾で拭き取ると直ぐに腰の痛い部分を指圧した。
左側の股関節辺りから太腿まで確実にピンポイントで効果ある。

屈伸、スクワット、ふくらはぎ伸ばしを休まずにと思う。
スクワットをする壁にはカレンダーを貼りチェック入れている。

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ホープとの散歩のエクササイズも色々な型を取り入れた。
散歩の途中で会う人も驚きの表情で見せる人もなくなった。


「肝心な物を忘れて行った」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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今日は妻の療養する病院へホープと行ってきた。
所要時間を計る為にストップウォッチを押して出発した。

ストップウォッチを持ち出したからと言っても暴走はしない。
法定速度で走行して一体どれほどの時間が掛かるのかと思った。

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病院の駐車場へ着いてよりホープを下ろし休憩場へ繋いだ。
ストップウォッチは結局確認を忘れ時間は分からず仕舞い。

療養病棟の看護主任がタバコ休憩していたので挨拶した。
今日は病院に着いてから妻の寝間着を忘れた事に気が付いた。

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「今日は慌てていて肝心な物を忘れて来てしまいました」と。
看護主任は「奥さんの寝間着?」って図星だった。

「妻の入院費の事ばかり考えていたので」と話した。
「それが一番肝心な事じゃないの」って煙を吹かしながら言う。

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「あまりタバコは吸わない方がいいですよ」と余計な事を言った。
「私はこの病院が命で他には何もないからタバコぐらいは」と言う。

私は看護主任はタバコが害になる事が分かっていないと内心思った。
でも出て来た言葉は「お世話になります。変わりありませんか」。

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今の療養する病院へ転院してから毎回同じ質問をする。
看護師さんたちも「いつも同じ質問ですね」と笑顔で答える。

私が「ではどのように言えば良いのですかね」と聞いてみた。
「冗談よ、つい、からかってみただけだから」と目を伏せる。

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どうやら毎回ナースセンターへ挨拶する人はいないらしい。
「あなたは優しいわね」と言うが自分では普通だと思っている。

後で聞くとまず見舞いに来る家族は少ないと話す。
来たとしても勝手に病室へ入り知らないうちに帰っていると言う。

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主任に「先に妻の治療費を支払ってきます」と1階の会計に行った。
長期療養の家族は銀行自動引き落としの人もあると言う。

勿論病院の会計窓口で入院治療費を支払う人が断然多い。
口座自動引き落としは確かに楽であるが知らぬ間に落ちている。

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妻の入院費を自動引き落としにだけはしたくなかった。
病院に入院する患者さんで最長は16年の女性患者がいた。

82歳で入院して98歳になりご主人は他界している。
遠くに住む娘夫婦は一人っ子で母の通帳管理をしているだけ。

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妻に関して2年2か月前入院する病院から転院の話があった。
鈴鹿地元救急病院のケースワーカーより紹介された。

一般の療養型病院より入院費用が高いが転院しなくても良かった。
要支援や要介護2や障害3級以下は長期入院は出来ないようだった。

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妻は要介護5と身体障害者1級で意識障害なので長期を許された。
患者が多過ぎて病院の数や看護師の数も追い付いて行かないようだ。


「1円を笑うものは1円に泣く」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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昨夜洗った妻の寝間着は午前9時ごろ干した。
午後1時過ぎに寝間着を触ってみると生乾きだった。

生乾きのままビニール袋へ入れてもあまりよくない。
今日病院へ行くのを止めて午後2時過ぎからダイソーへ行った。

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車ではなく歩いて行ったが途中ホープは何度も止まった。
私の顔を見上げるので仕方なく抱え上げて歩いた。

ホープはどっしりとした感じで着実に太って来ていた。
今度は私の方がホープの重さで疲れてしまって歩かせた。

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途中何処かで見たような女性が前から歩いて来た。
帽子を深く被っているので分からなかった。

「ホープちゃん、赤いべべ着て何処へ行くの」と声掛ける。
自治会の民生委員の女性で引退して5年以上経っていた。

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母が生前お世話になった民生委員の女性だった。
ホープの目線に座って何かとホープに話し掛けていた。

「今日は暖かいですね」と立ち上がり軽く一礼をして去った。
ホープが嬉しそうに尻尾を丸めていた。

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200mほど歩くと尻尾が下がって来てまた私を見上げる。
抱えて歩きやっとセブンイレブンまで来た。

信号で待ってからまた抱えて横断歩道を渡った。
ヤマト運輸の運ちゃんがここまで歩いて来るのと声を掛ける。

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私は手を上げるだけで言葉は掛けなかった。
やっとダイソーの店に着きホープを店の前の杭に繋いだ。

ホープは疲れているので私を探して吠えないかなと思い入った。
「安全ピンってどこにありますか」って聞くと途端にホープの声。

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安全ピン10本入りを1つ持ってレジに向かった。
「108円です」と言われ財布の小銭入れを見たが小銭ばかり。

小銭受けに財布から入れて店員が数えていた。
5円玉が3つ、10円玉が4つ、50円玉が1つで1円玉が2枚だけ。

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「お客様、1円足りませんが」とまた1円足りないのかと思う。
「ごめん、足りるような気がしたんだけど」と1万円札を出す。

先に9千円を手渡されレシートと小銭892円を手渡された。
財布は小銭で厚くなっており、1円を笑うものは1円に泣くである。

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たった安全ピンを買うだけで歩いてきたのとホープが言いたげだった。
帰りは住宅街を通らず自動車道の歩道の白線内を歩いた。

私はラジオを聞きながら歩いていたのでニュースを放送していた。
白線の歩道を腕を組んで歩いていた盲目の姉妹の妹が軽に跳ねられた。

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(椅子に座って首や肩をマッサージでメッキが剥げた)

私は白線の内側へ寄りホープと歩いたが側溝へ落ちそうになる。
前方から走って来る車のスピードを速く感じた。

跳ねられたニュースを聞いた後なので怖くも感じた。
ホープは家の近くまで来たと感じたのか尻尾が丸くなった。

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(立てかけてある指圧棒で細い方を首筋に宛がう)

私の前を背筋を伸ばして得意げに歩いていた。
ホープは疲れていたのではなく私が何処へ行くのか分からなかった。

それで途中で何度も立ち止まって私の顔を見上げていたと思った。
墓に立ち寄り0.5ミリほど生えた草を2本抜いて帰って来た。

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(金具をビスで止め付け40センチの棒が滑らないようにした)

上に張り付けた3枚の写真は私のマッサージをする場所だ。
柱の金具は指圧棒のストッパーで頭、首、背中、腰を指圧する。


「植木の陰から声がする」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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今日は妻の療養する病院へ洗った寝間着を持って行った。
出発時間が遅くはなかったが帰宅が遅くなってしまった。

病院の近くに市民球場があり体育館と隣り合う公園に行った。
以前は妻の病院へ行った帰りは必ずホープと公園内散歩した。

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公園には犬を連れた多くの人が散歩に来ていた。
横から「久しぶりじゃないですか」と声を掛けられた。

声のする方を見ると元航空自衛隊レーダー管理者だった。
「久しぶりですね」と返すと私は毎日来ていますよと笑う。

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歳は75歳であるが腕を摘んでも筋肉隆々である。
自衛隊の仕事は一日30キロ走るノルマがある。

腕立て伏せや高さ10mの網をよじ登り向こう側に降りる運動。
自衛隊員の仕事のノルマは体を作り体力を維持する事だと言う。

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日本各地のレーダー基地に飛んで行っては管理していたようだ。
その人生の先輩は今でもダッシュや腕立て伏せを欠かさない。

額からほとばしる汗をタオルで拭いながらイイ笑顔を見せる。
右腕にテーピングしているので怪我したんですかと聞いてみた。

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ピッチャーの宿命で肘の軟骨が痛み手術しても治らないと言う。
シニアの野球チームに入っていて今度試合があり練習していた。

交代要員も人出がなく一番歳の自分が出るしかないと言う。
安保法案の話も出たが元自衛隊員なので見守るしかないと話す。

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年配者は沢山いるが野球が出来る体ではない人達が多いようだ。
20分ほど話して歩いて行くと左側の植木の陰から声がする。

「奥さんは相変わらずですか」と言う女性はボランティアの人。
歳は74歳で美容院のママさんだが公園の植木の世話をしていた。

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丁度園芸用土ふるい網に土を入れ3種類の石ころに分けていた。
シャベルで土をすくい入れては振るって石を小分けしていた。

「今日はご主人居ないの」って聞くと口腔外科から帰ってない。
「何かあったの」と聞くと堰を切ったように話し出した。

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9月初め墓参りの帰りにバスターミナルの段差で転んだようだ。
運悪く右手に傘左手に鞄を持っており顔から転んでしまった。

奥さんが抱え起こすと口の周りが血で真っ赤で驚いたと言う。
ティッシュの箱を持ってバスの運転手が下りて来た。

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上の歯は折れ下の歯も折れグラグラになってタクシーで病院へ。
日曜日なので病院も休診で仕方なく救急車で口腔外科へ。

年齢が76歳なので上下8本の歯を抜いて大変だったと話す。
総入れ歯にした方が良いかもと勧められたが断ったようである。

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更に主人は好き嫌いが激しく骨粗しょう症になっていると言う。
何でも食べないとと結婚してから言っているけど50年経った。

災難はどこにあるか分からいと思いながら話を聞いていた。
30分ほど掛けて話し終わると「あ~っ、すっきりした」と笑う。

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ホープは座り込んでおり私は「もう帰ります」と歩き出した。
後から「ごめんな、私だけしゃべってばかりで」と笑う。

ダメ押しで「あなたは聞き上手やね~」と言うから疲れる。
帰宅してよりホープの流動食を注射器に入れた。

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その間の10分ほどで圧力鍋に仕分け済みの袋から入れた。
ホープに食べさせる頃には私の食事も出来上がった。

それからホープと暗い道を電気を点け散歩して来た。
いつもより1時間ずれ込んでいたが手早く家事をこなした。

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75歳の元自衛隊員や76歳の歯を折ったご主人も頑張っている。
私はあと10年でその年齢に達するが他人事ではないように思う。


「植物や多肉種にも効果」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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今日は先にお風呂へ入ったので遅くなってしまった。
ホープとの散歩で汗を掻き食事後風呂に入った。

いつもは夜中に入るか温泉なら11時ごろに行く。
ホープの流動食を注射器11本に入れてる間に鍋料理。

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ホープを呼びに行き抱えて注射器から流動食を飲ます。
最近は慣れて流動食のこぼれも少なくなったようである。

タイマーで鍋料理を煮て終了の音がする。
鍋からどんぶりに入れると山盛りだが丁度なくなる。

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お風呂に夜間電力を利用して沸かしたお湯を入れた。
25分にタイマーを合わせその間に食事をした。

毎回同じだが右手に箸、左手でブログコメント返しした。
14種類の食材のごった煮を食べ終わる頃にタイマーがなる。

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食器類を洗う時間が無いのでお湯に浸けたままにした。
お風呂を早めに上がればブログ記事は9時までに間に合う。

思いとは裏腹にお風呂に入ると長く入ってしまう。
カラスの行水は寒暖差アレルギーの私には禁物だった。

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30分で上がる筈が1時間掛かってしまった。
汗が吹き出し上半身裸でいたら寒くなってきた。

ファンヒーターを点けブログ記事をタイプする事になった。
いつものパターンは容易には変える事は出来ないようだ。

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昼間家から車で30分ほど走り健康飲料を買いに行って来た。
酢と高麗人参、クコの実、エゾウコギなどで作った飲料。

酢の味はそれほど感じられず口当たりは良い。
健康飲料であるが900mlで2,592円と意外と高い。

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一般に売られている2Ⅼペットボトルのお茶で180円ほど。
2Ⅼと言えば2000mlであり比較すると健康飲料は高い。

私が月に5本ずつ買っている黒酢ぶどうベリーがある。
1本の値段は1000mlで869円の5本で4,345円である。

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1000mlを6倍に薄めて飲むので6000mlで869円である。
900ml2,592円の900mlに換算すると130円ほど。

黒酢ブドウと比較すると健康飲料水が如何に高いか。
それでも買いに行っているのはホープの為である。

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植物にも効果があり多肉種などには効果てきめんだった。
早いスピードで多肉種も育ち木も大木になっていった。

初めは私が飲んでいたがホープの為に買いに行っていた。
折しもホープの子宮の病気と重なり藁をもすがる思いだった。

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植物エキスの健康飲料水をホープに飲ませる事で安心感を買った。
ホープの手術をしなかった罪悪感は今は全く感じてはいない。


「ワッショイワッショイ」

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今日は朝から小・中学校区内の秋祭りが行われた。
後援団体は地区防災委員会と消防団分団と小中学校。

協賛団体は旭化成、本田技研、地元医療法人と地元スーパー。
協力団体は地元商店会と発展会で主催は自治会連合会。

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朝からホープと散歩した後、昼の流動食を注射器に詰めた。
タッパに入れてバンダナで包んで栄養飲料も注射器に入れた。

私の分は種なし柿2つをヘタを取り皮を付けたまま8つに切った。
切った柿をタッパに入れ込みミカンは袋に入れバッグに入れた。

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ペットボトルには黒酢ぶどうベリーUSM茶を入れた。
バッグを持ってみると結構な重さになっている。

車にホープを乗せ9時に出発しスーパーの駐車場に停めた。
スーパーから見える所が祭り会場になっていた。

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ホープを抱えて車から降ろしバッグを持って会場へ入った。
市会議員の来賓挨拶が終わってなく少し遅らせばよかった。

役員テントの中に長テーブルや椅子が用意され座った。
自治会の役員だが名前だけの役員で申し訳ないと思っていた。

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地元青年団や子供達による笛や太鼓でまつりばやしが始まった。
太鼓演奏では大太鼓、小太鼓総勢30人による音が腹に響く。

ホープは驚き加減に耳をあちらこちらに向けていた。
秋晴れの空に軽音楽の演奏と地元中学校の吹奏楽演奏も軽やか。

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グラウンドでは子供神輿が太鼓に合わせワッショイワッショイ。
紅白玉入れの時にはホープは嬉しそうに目を輝かせていた。

パン食いゲームでは160名参加し皆、生き生きしていた。
ロープに吊るしたパンを口で取る競争は恥も外聞もない。

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輪おどりになると浴衣姿の上に「はっぴ」を着て踊り出した。
散歩で会う美容院のママ達のボランティア団体のご婦人達も踊る。

子供たちも輪の中に入り踊り出すから輪は大きく広がった。
小学校の下校時に散歩でよく会う小学生たちがテントまで来た。

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「おじさん、ホープに触ってもいい」って聞く。
「たたいたら駄目だよ」って言うが早いか「ホープ」って触る。

ホープは7人ほどの小学生に圧倒され尻尾が下がってしまった。
昼食時になりホープに注射器から流動食を飲ませた。

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自治会の人達も驚いた表情でホープの前に来る。
「食べられなくなってしまったのか」と聞いて来る。

面倒なので「まぁっ、そんなとこですね」と返事を返しておいた。
ホープを知っている人達ばかりなので「頑張れよ」と声を掛ける。

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「うちの犬も食べなくなってから10日持たなかったな~」と聞こえる。
「そんな時連れて来なくても良かったのに」とも言う。

これでホープの悪いうわさが広まるのかとも思った。
私が柿だけ食べていると「奥さんが病気だと大変だな」と言う。

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もっとマシな食べ物を持って来るべきだったとも思った。
柿も健康な食べ物だが人から見れば気の毒に思うのだろうか。


「ホープの16歳の誕生日」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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ホープは今日10月19日で16歳の誕生日を無事迎えられた。
子宮蓄膿症の病気は未だ出血しているので完治していない。

以前何も食べなくなって吉野家の牛丼の具を3ヶ月食べていた。
それも食べなく困り果てていた所で流動食を教えてもらった。

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今では流動食も定着して食べてくれるようになった。
どうやら流動食は消化が良いようで直ぐにお腹が空く。

夜になると何回も私の所へ機嫌伺に来るのは腹減った意味だ。
あまり食べさせると堪えられなく嘔吐してしまう。

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出来るだけホープの体重に適した量を食べさせている。
適量を砕いてお湯で流動食にしては量が足りないようである。

可哀そうに思うとジャーキーをつい食べさせてしまう。
これが良い事なのか悪い事なのかは私には分からない。

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妻から預かったホープを出来るだけ長生きさせたいと思う。
妻が倒れて左半身不随になってもホープの事を気に掛けていた。

私が高級肉を買って来てホープに食べさせると言うと叱られた。
ホープの体の事を考えてやって下さいと言われた。

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ドライドッグフードは調整がしてあり一番安心ですよ。
妻の前で私もドッグフードを食べてみたが中々いい味してる。

この事柄は妻が倒れリハビリも終え帰宅してからだ。
私が妻の料理を作り妻は自分で箸を持ち食べていた。

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妻が倒れたのは早朝で私が中国へ行く2日前だった。
もしも私が中国へ行ってしまった後ならどうなっていた事か。

会社を辞職する事も大騒ぎだったし後任が見つからなかった。
どんな条件を出されようとも断り続け妻の傍にいた。

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妻が倒れ私も会社を退職し妻の面倒を見るようになった。
子供たちも私が中国に駐在していたので妻とだけ接していた。

妻が倒れてからは日曜日ごとに病院まで来てくれていた。
病院から自分たちの所へ帰って行く時もあった。

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時には家に泊まる時もあり布団の用意は長女にしてもらった。
食事は皆で回転寿司かファミリーレストランへ行っていた。

帰宅してから私が沸かしたお湯をペーパードリップに注ぐ。
コーヒー粉は1.5倍ほど多めに入れ味を濃くした。

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子供たちは一口飲んでから「おいしい!」と言うので嬉しかった。
「いい香りがしている」と言いながらキッチンに入って来る。

「飲むか?」と聞くと「当たり前でしょう」と椅子に座る。
珈琲を立てながら暗い心の中を至福の風が吹き抜けた。


「コレステロール低減」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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ホープには流動食を1回につき注射器6本ずつ飲ませている。
1本18mlで1回108ml。水分半分で54mlの量である。

1日で54mlを4回で216mlの流動食である。
夜食の54mlの流動食を食べてからトイレの部屋に行く。

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トイレの置いてある部屋には尿取りパットが6枚敷いてある。
トイレが終わると必ず私の所へ来てオムツを見るよう促す。

オムツのマジックテープを外し中を見ると奇麗な便である。
オムツごと取り替えて新しいオムツをすると嬉しそうにする。

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流動食は水分が多くても少なくても便の硬さは変わらない。
水分が多ければ尿としてオムツの中に排泄されるだけだ。

ホープは流動食だけではもの足らず必ずジャーキーを口にする。
以前は食べなかったジャーキーも少し食べると満足している。

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植物エキスを水で薄めて注射器で吸い取り飲ませていた。
植物エキスも酢が入っているが黒酢のような感じではなかった。

途中で黒酢ブドウベリーUSM茶を作り飲みだしたのである。
私はコーヒーと各種お茶類を煎じて飲んでいただけで満足だった。

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効果のほどは分からないが4種類のお茶を入れ砂糖も入れた。
白砂糖は初めだけで次からは体に良くないと思い入れるのを止めた。

毎回6リットルを沸かして3日間で飲んでしまっていた。
初めは珈琲と4種類のお茶だけで十分満足していた。

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最近は黒酢ブドウベリーUSM茶にエゴマ油も入れている。
エゴマ油だけでは訳せない味だが黒酢USM茶に混ぜると美味しい。

エゴマは動脈硬化予防、視力向上、アルツハイマー症の予防。
中性脂肪低減、血中コレステロール低減、効能血圧低下など。

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更には精神安定、記憶学習能力向上、抗アレルギーや抗炎症。
腫瘍作用やダイエット効果があり関心事はアレルギー体質を改善。

ダイエット・メタボ対策や血糖値の上昇を抑える働きもある。
糖尿病の予防効果も期待されると書くことは書かれている。

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ホープの子宮の病気は良くなっているかどうかはよく分からない。
オムツを確認すると子宮からの鮮血が付着しているので気の毒。

町内のご婦人がホープちゃん栄養食になったって聞いたけど可哀そう。
確かに子宮の病気だが間もなく死を迎えるような言い方だった。

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流動食は病気食ではなく消化吸収をし易くした食事である。
高齢犬で自力で食べれないって聞いたので驚きましたと言う。

秋祭りの自治会役員の話に尾ひれがつき独り歩きしていた。
人の口に戸は立てられないが尾ひれついて回るから驚きである。



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